中国の東莞で歩道を歩いていたら自転車でやってきたおばさんが近くに自転車を止めて街路樹を凝視しだした。
高さ2.5メートルぐらいの低い木で葉はまばら。こんな街路樹にも果実が成るのか、あるいは鳥の巣でもあるのかと思って私も一緒になって見たが何も見あたらない。
そうしていると、何かを見つけたのかおばさんは手を伸ばして枝を掴んだ。私にはただの枝にしか見えない。枝を折って生け花にでもするのだろうかと思って見ていたら、枝は折らずに枝の先にあった白い花を摘んだ。
なんだ白蘭花(ギンコウボク)か。白蘭花は(きつめだけど)良い香りがするから摘みたくなる気持ちはまぁ分かる。