鍋をしてたらダシが煮詰まって、友達がポットからお湯を足した。足してるのはダシなのか、ただのお湯なのか気になって「水ですか」と聞いたら「うんお湯」と答えが返ってきた。しまった。「お湯ですか」と聞いた方が日本語的だったかもしれない。水かと聞くと相手は質問のポイントが水の温度と思うかもしれないし。
北京で「水を飲む」と言うとそれはお湯(白湯)を飲む事だったと記憶する。硬水なので電気給湯器の蛇口には白い結晶がびっしりこびりついた。給湯器からポットお湯を汲む時、結晶がポットに入らない様にガーゼで水を漉す人もいた。今では冷蔵庫が普及して、冷えたミネラルウォーターが街中で売られているだろうから、水を飲むと言うと冷たい水の事を言う様になっているかもしれない。
お湯は中国語で「開水」。開(沸騰した)と言う形容詞が付くものの、あくまで水である事には変わりない。英語でも形容詞・hotが付くだけ。
固体から液体へ、液体から固体へ、形状が変化するなら名称が変わるのも理解出来るけど、同じ液体でありながら温度が変わるだけで名称が変わる(水と湯)のはとても面白い事だと思った。