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今週号の雑誌『壱』の記事「日本八宗罪」について

香港に住む八人の日本人へのインタビューで構成されていて、日本人自らに日本の恥部を語らせる内容になっている。インタビューに応じた日本人の一人は、自分の語った内容とのあまりの違いに憤り、ブログで反論している。

今回の反日騒動がおこった時、多くの人は外交を有利にする為か、自国の問題から目をそらせる為か、何にしても中国人民は躍らされている部分があるのではと思った筈で、そして、そう思うのは多分香港人も同じ。ただし、同じ中国人として声に出して言わないだけだと思う(教科書問題に関しては正しい情報を後代に伝えるべきだと思うけど)

この時期に日本人自身に日本を批判させたその意図は、香港人読者に「外にばかり目を向けて、自分達の社会を見つめ直す事をしなければ自分達の社会は一向に良くなりませんよ」と言う事を伝えたかったからだと個人的には思っている。五月四日に向けて反日騒動がこれ以上過熱しない為の解毒剤でもあったのだろう。

感情的な摩擦が起こった時(それは個人の場合でも、国と国も場合でも)、「相手の顔が見えない」事が一番の原因だったりする。雑誌としてはこの時期に香港人読者に対し、血の通った生身の日本人の「顔」を見せる必要があると判断したのではないだろうか。考えすぎかな。

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コメント (6)

「日本八宗罪」のひとり、「なおきん」です。
チョット長めのコメント、すいません。

今回の記事、取材を受けた一人としては、不本意ながらも結果的に噂されている「5・4デモ」への解毒剤になるのなら、「まあ、いいかな」とも、思ったけど、ぼく以外の7人の記事を見るにつけ、そうはならないと確信した次第。

82年の「教科書"侵略"→"進出"変更事件」。 事の発端は、日本人サヨク団体の中国・韓国への「ご注進」でした。 あとで誤報だとわかった時点では、すでに中国・韓国で、「対日大バッシング」が巻き起こってました。 産経新聞はこれを「誤報だった」と謝罪するも、「朝日新聞」その他は、いまでも自分たちの誤報を棚上げしている状態。 ともかく、以来、両国はことあるごとに、日本の教科書に内政干渉することが習慣になっていて、今回一連の「反日デモ騒動」への、遠因となり続けています。

ぼくと同じく八宗罪のひとり、吉野氏は、「教科書改ざん それは右翼勢力の手段であり、政府に対し再び"軍国主義"に戻るよう強制する・・・(以下略)」 と語ったことになってますが、これを中国政府がいっているぶんには、「まあ、いつもの戦時演説だなあ」と思っていた香港人ですら、「やっぱりそうなのか!日本は軍国主義に戻ってしまうのか?」と安易にそう思うかもしれません。今回の記事は、そんな香港人達へ、「5・4反日デモの火に油」を提供したことになったのでは!?いうのが、ぼくの懸念です。

てな感じで、ぼくは「日本を批判することでいい子になろうとするサヨク」を個人的に軽蔑していますが、今回の一件で、まさか自分がその「サヨク」にされようとは!?
というのが、今の偽わざる気持ちです。 
(ゴメンねー、ホントに長文で)

10g:

なおきちさん、こんにちは。

当事者の複雑な心情を察すると、第三者が何か書く事は逆効果なのかもしれません。もし気分を害されたら、心よりお詫び申し上げます。

教科書問題に関しては過去の遍歴はまったく追っていないですし、自分と学年が違う生徒がどんな歴史教科書を使用しているか殆ど気にして来ませんでした。ただ、私が小学校の時に使用していた(中学だったかも)教科書には「進出」と表現されていたと記憶します。

記事の中の吉野さんの部分に関しては(右翼勢力に対して)「大部分日本人反対此挙 ...大部分の日本人はこれに反対している」、つまり反日運動感情が高まる中で、中国人の間では日本の「右」の部分のみがクローズアップされがちだけれど、実際には日本人の全てが「右」な訳ではなく、リベラルな人達もいるという点(そんな言わなくても当たり前の事をあえて言わなくてはいけない状況なのでしょう)に重点が置かれていると思います。もちろん香港の一般読者にその点をストレートに書いても興味を持って貰えず、結果として読んでもらえないと意味を成さないので、皇軍を絡めてなんとか興味を持たせて読ませ、結論としてそこに持っていくと言う、ちょっとした技を使用している様ですが。

壱週刊は影響力のある雑誌ですが、購買層は香港人で、日本人ではありません。御ブログのコメンテーターの意見を見ても、普段から壱を購読されている方は(かとーさん意外は)皆無の様ですし。なので、壱を読んだ日本人がどう考えるかは気にしなくて良いと思います。

あの記事を読んで「日本を批判していい子になろうとしている」とも考えないと思います。壱雑誌に対していい子になってメリットがある訳でなし。芸能人でもないので一般読者に媚を売る必要も無い。あれぐらいのちょっとしたリップサービスで反日感情を少しでも押さえる事が出来るのだとしたら(成田空港の不便さは私も感じますし)、もし仮に躍らされたにしてもその甲斐は十分にあったのではないか、と私自身は感じました。無責任な第三者の意見ですけど、本当にそう思ったんですよ。


なおきんさん>はじめまして、ちょっとウヨクテキ(?)過激派のAsukalです(冗談ですが)

今私は中国の歴史の教科書を取り寄せ、その中の日本の描写を検証し公開しようと計画中です。

どのように描かれているのか・・今回一連の運動を見て非常に気になりました。多くの中国の人々は「太古の昔、日本は中国の一部であった」と信じています。かつて中国(正式には当時の王朝ですが)に使者を送り貢物をした国は中国の属国であった=一部であった、と。

我々が「違うでしょう」と言うと「やはり日本の教育は曲げられているのですね、南京虐殺も知らないでしょうあなた達は」と言った話になる事が、この十数年の中国での生活の中で幾度となくあり驚いたことがあります。台湾問題も同様に変な話を聞かされました。

解釈の仕方でしょうが・・・こちらの教育が問題にされている中、あちらの教育も問題にしたい!事を荒立てるつもりはないですが。相手の「てくだ」を理解すればこちらの対応も見えてくるのではと思ったのです。

10g:

Asukalさま、こんにちは。

中国の方と話していると「日本人は徐福の子孫だから本当は中国人だ」と話してくれる事があります。私は徐福が本当に日本にたどり着いていたとしたら、それは面白いと思うがあくまで伝説レベルの話でしかないと思っていてると伝えると、「なんで認めようとしないんだ」と迫られ困ります。「じゃあなんで漢字を使っているんだ」と聞かれるに及んでは、そんな事から説明しなくてはいけないのかと無力感に襲われます。

日本人の中に中国人や韓国人の血が濃く流れている事は認めますけど、そういう場合にはその(日本は徐福の子孫と言った)中国人に対し「中国の版図があれだけ大きくて、欧州がなぜ細かく分かれているか、一番の違いは何か自分で考えて」と言って逃げます。ここで逃げておかないと、相手のアイデンティティに逆にこちらがメスを入れる事になりかねないので、そこまでの事はよっぽどの事が無い限りしたくないと思う。

10gさん、丁寧な回答をどうもです。
あの、ぜんぜん気を悪くしてないのでどうかお気づかいなく(^^;)。 「せっかく紹介してもらったので、当事者としてちょっとコメントを入れさせてもらった」ということなので。 とはいっても、「悪意」のないところに、「悪意」を解釈し、これを攻撃するというのは、はしたないですね(しかも、よそ様のサイトで)。「反日デモ主催者と参加者」と50歩100歩でしょうか。 ただ、もう一歩引いて今回の雑誌取材を眺めてみると、実にいろんなコトがわかってきました。 「きっとこういうことだろうな」と普段から思っていることのウラがとれたというか・・・。この辺は本日の「イラ写」で触れてみます。よかったら、またコメント落としてみてくださいね。

Asukalさん、初めまして!「中国歴史教科書」、とても興味あるので、ぜひその企画実現させてください。 もともと「教科書」なんて、その国の都合が優先されてしかるべきだと思っているので、隣の国が「史実に対してどう解釈したか?」に目くじらを立てること自体が、不自然だと思っています。 でも中国や韓国が、「日本人の祖先は我々だ」って言ってるのは、やはり日本や日本人への羨望と嫉妬かな?って思ってしまいます。
Asukaさんのブログ、時間見つけておじゃましますね。

10g:

なおきんさま、こんにちは。
紙媒体のメディアはあまり怖く無いのですが、TV(普通の地上波のTV)は怖いと思っています。雑誌は(新聞もそうですが)自分が直接対価を支払って手に入れる物だし、どういう路線なのかはっきりしているので、良質の情報を得られないなら続けて購入する事はしなります。TVはタダで見れますから、ちょっとぐらいつまらなくても、情報が歪んでいる様な気がしても、少しの情報しか無いのにバラエティ風に水増しして時間をかけられても何故か見てしまい、知らず知らずの内に影響されてしまう、様な...。TVの映像がもつ影響力は絶大なだけに、見続ける事により自我を失いそうな気がして怖いです(大げさ?)。それは、自分に対する自信の無さでもある訳ですけど。

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April 29, 2005 11:03 AMに投稿されたエントリのページです。

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